乳がん体験、AYA世代がんについてお話をさせていただいています

 

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「ふたりに一人ががんになる時代」

と言われてもう何年も経ちますが、やはりご自身に”がんの告知”や”がんの疑い”を告げられると「まさか!どうした私が・・・」とショックを受けてしまう方が多いのではないでしょうか。

国立がん研究センタなどの2015~18年の調査では、「がんの疑い」と説明を受けた時点で33・3%が離職を検討していました。そのうち、5・7%は、なんと確定診断を受けるためにがんの専門病院を初めて受診するまでの間に離職していました。「びっくり離職」とも言われています。この時期の離職理由は「周囲に迷惑をかけたくない」と「体力的に続ける自信がなくなった」でした。

職場で配慮は必要かも知れませんが、がん治療と就労の両立をされている方には沢山お会いしてきました。同時に「あの時急いで仕事を辞めなければ良かった・・・」と後悔している方にもお会いした事があります。

私自身は乳がんの告知を受けた後、手術の直前まで働く事ができ、とてもありがたく感じていました。経済的な事はもちろんですが、働いている時間は病気についてくよくよ考えることなく、仕事に集中する事ができたからです。当時は派遣社員として期間限定のお仕事をしていたので任期満了で退職せざるを得なかったのですが、退職後は、社会的に切り離されてしまったような気持ちになったり、朝から晩まで病気の事をネット検索がやめられなくなったり、と精神的に不安定な日が続きました。

 

「乳がんの体験を聞かせてほしい」

企業・団体からご相談をいただく事が増えいます。
ご依頼の時の第一声は同じですが、実は目的は様々です。
乳がん啓発・がん検診率の向上、「同僚や部下にがんが見つかった時に適切な対応・声かけができるようにしたい」など、大切な社員を守るための「がんと就労問題」対策が目的のケース。医療や保険関係の企業であれば、医療業界に携わる者として「がんと告知された時や闘病中の気持ち・心の動き」を知りたい、という感情面に重きを置いていらっしゃるケースもあります。

「がんに対するアンコンシャス・バイアス」

アンコンシャス・バイアス=無意識の思い込みの事です。

がんに罹患した自分は「周囲に迷惑をかけてしまう」→迷惑を掛けたくない→退職
がんに罹患した自分は「がんの治療に集中しなければならない」→仕事をしている場合ではない→退職

がんに罹患した社員は「治療に集中させてあげるべきだ」→良かれと思って退職をすすめる
がんに罹患した社員は「負担の軽い事務仕事に異動させるべきだ」→良かれと思って勝手に配置換えの配慮をしてしまう

社員一人ひとりにとって、企業にとって、社会にとって、このままで良いのでしょうか?
まずは、がんについて正しい知識をもつことが大切です。
現在、小・中・高校における「がん教育」の義務教育化がすすんでいます。
大人になってからでも遅くありません。私もそうですが、教育としてがんを学ぶ機会がなかった場合には

大人に対するがん教育

が必要であると考えます。
がんをなくす事はまだ難しいかも知れませんが、正しい知識さえあれば、”がん離職”、特にびっくり辞職はゼロにできると考えます。

 

AYA世代(15歳~39歳前後)でがんが見つかって悩んだ
働き方・妊孕性(妊娠するための力)・お金のこと

若くしてがんが見つかると、治療以外にも、学業・恋愛・結婚・妊娠・出産・育児・就労など繊細な悩みを抱えるケースが多くあります。私自身は、31歳の時結婚3か月目のがん告知であったため、妊孕性(私は今後子供がもてるのか?)という事については命の次に一番悩みました。またさらに、この時残念ながらガン保険に加入しておらず経済的な不安もありました。病気の治療にはもちろん、生きるためには必ずお金が必要なのです。保険は健康な時でなければ加入が難しいです。私のようにがん治療後に子供を授かったケースでは、”守りたいもの”ができても経済的な不安が残ってしまう場合があります。
がんが見つかってから「まさか、どうして私が・・・!!」とならないように、働き方、妊孕性、お金の事、については常に考えていてほしいと思います。
”がん研修”には様々な目的があると思います。当たり前ですが「目的・趣旨」を理解し、準備をします。全てお任せいただけるのも嬉しいですが・・・充実した内容作りのため打ち合わせにお付き合いいただければ幸いです。

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担当:ボーマン 三枝