◆病理検査の結果
待っていた日が来た。
いざ、病理検査の結果を聞きに病院へ・・・そこで
非浸潤癌である事が分かった!
非浸潤癌=ガン細胞が乳管や小葉に留まっていて、基底膜を破って周辺の組織への浸潤をしていないもの。早期がん。
最悪の状況も想定していた私にとって、最良の結果と言えるものだった。
これまで、自分の胸に対しては「もっと魅力的に大きかったら良いのに」とか思う事はあっても、感謝した事は一度もなかった。でもこの時ばかりは、よく耐えて守ってくれてありがとうと心から感謝した。
ありがとう、もう、さよならしてしまったけど。
ホッとするのもつかの間、続けて治療のお話し。
私の乳がんは「女性ホルモン(エストロゲン)感受性のあるがん細胞」
女性ホルモン(エストロゲン)を栄養として大きくなる性質を持っているらしい。
主治医からは、やはり手術の後は5年間ホルモン療法をすすめられた。
「妊娠ダメダメ絶対ダメ!」と言われる理由になっている、あのお薬だ。
非浸潤癌でも再発リスクは0ではない。5年かけてそのリスクを少しでも減らそうと言うもの。
やはりここで5年の壁。