◆ 「マミー、おっぱい大丈夫だった?」4歳の頭の中②

「マミー、おっぱい大丈夫だった?」保育園から帰ってきて、長女(4歳)の第一声はこれだった。

私達は数週間前に埼玉県から岡山県に引っ越しをし、私はこの日初めて新たな病院で診察を受けてきたのだ。
長女にとってみても、この日は岡山県で初めの保育園。慣れない環境の中での生活、先生、お友達、場所…全てに不安や心配があるだろうに。彼女が心配するは母のおっぱいだなんて(涙☆)

私は2013年7月に乳がんの手術を受け、病理検査の結果は非浸潤ガン・ホルモン陽性。主治医には5年間のホルモン療法をすすめられた。当時32歳、結婚してすぐ、子供を望んでいた私達夫婦は悩みに悩み、私はホルモン療法を辞退した。ホルモン療法をしている間は絶対に妊娠してはいけないのだ。そのような決断のもと、2015年に長女、2017年に次女を授かった。

寝ている姿はまだまだ幼いのに、4歳の女の子はこんなにも心が成長しているものかとびっくりした。私が乳がんと共に生きているのと同じように、家族もまた私の乳がんと共に生活していくのだと思い知らされた瞬間だった。

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ちなみに、夫はと言うと…病院から帰った私に「お帰りー、お疲れ様。コーヒーでも飲む?」と、いたって普通(笑)
彼は、単なる転院のための受診である事を知っているからだ。

ガンについて「知らないから怖くない」時期を長女は卒業した様子。
病気についてしっかり理解できるまでもう少し時間が掛かるだろうけど、もっと乳がんのお話していかなきゃな。

しかしながら、身近にガン経験者がいる事は決して悪い事ばかりではない。幼い頃の長女は、おっぱいがないマミーと一緒にお風呂に入り、身体の一部がない人や傷がある人がいる事を当たり前だと知っている。がんを他人事とせず身近に感じている。さらに…一緒に絵本を読んでいる時など、エキスパンダー挿入手術を受けて大きく膨らみ動かないおっぱいを肘置き代わりに使われている…のは内緒の話だ。

 

 

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