◆カラダに金属秘めて海外旅行

患者カード

 

乳がん罹患7年目、再建中(ティッシュ・エキスパンダー挿入中)のワタクシ、2019年7月に夫の故郷に渡航する計画を立てていました。夫の故郷とはイギリス。かつて旅行会社に勤務してた経験もあり、海外旅行に不安はありません。敢えて言えば、、、(誰もがそうですが)海外での怪我・病気・事故などが心配でした。しかし、それも保険に入ればカバーできます。ですが・・・病歴があって今まさに治療中のワタクシについてはどうでしょうか?詳しくパンフレットを見てみると~~~現地で発生した事故や病気はカバーされますが、もともとの病気や治療中のものは対象外。つまり、現地でエキスパンダーの胸に異変がおきても、子供達がぶつかって来て破裂しても、保険でカバーできんわけです。これが不安でした。そこで、病歴があっても入れる保険というものを利用する事に。はい、ちょっぴり割高な保険ですが仕方なく私はこれに。夫と子供達は普通の持病なし保険に入る事に決定。

 

 

下着屋Cloveイギリスの本屋さんで見つけた名言(?)に共感

 

いつもは何てことないくせに、海外に行くと胸にじんじん痛みを感じたり、ついでに歯までじわじわと「え、虫歯?」と思わせるような地味な痛みが気になってくるもので。家族4人で海外旅行保険に入ると「軽く韓国行けれそうじゃないか!」という金額にびっくりしますが、入っていて良かったと思いました。

さてさて、二つ目の不安と言うか、不謹慎にもちょっぴり楽しみに思っていた事です。エキスパンダー(金属)を入れている時、空港のセキュリティ検査はどうなるんだろうか?と。ゲートくぐったらキンコンと鳴るのかなぁと。

結果から言うと、鳴りませんでした。係の方に事情を説明してカード(ティシュ・エキスパンダー患者カード)を提示すると、金属探知機ゲートを通らず、別の通路を通りボディチェックのみだったもので。全く問題なしです。問題があったと言えば、「マミーと行く、マミーと行く」と娘(1歳)が鳴き叫び、通過に時間が掛かった事でしょうか・・。ティッシュ・エキスパンダーが金属探知機ゲートに反応するのか実験できなかった事は残念ですが、無事にセキュリティを通過できて一安心。

気を付けなければいけないのは、言語が通じにくい海外です。もしそこが、セキュリティの厳しい空港だったりするとちょっぴり厄介かも知れません。

下着屋Clove金属を胸に秘めた女(右)・空港で泣き叫ぶ女(左)

 

3週間のイギリス滞在を終える頃には、子供達は一回りも二回りも大きく逞しくなりました。我々両親はイギリスグルメを満喫し、もれなく腹回りと顎まわりが大きくなりました。それぞれの思い出とティッシュ・エキスパンダーを胸に秘めた帰路。我々が向かったのはマンチェスター空港です。セキュリティの厳しさと不便さが目立つ空港でした。ちっとも進まぬ列に並び続けるも、トラブル発生で違う場所に移され、何とか荷物預けを完了。身軽になり、いざセキュリティーに向かった時には時すでに遅し。

患者カード!スーツケースに入れたままだ・・・!!!

と気が付いたのでした。

下着屋Clove見た目よりずっとずっしりくるクリームティ

 

 

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